規約・定款

クラブのミッション（使命）

『本クラブはスポーツを通じて千葉県総合スポーツセンターを拠点に地域の人づくり・まちづくりを目指します。』

私たちは千葉県スポーツの歴史が刻まれ、数々の名場面、感動そして思い出が詰まった千葉県総合スポーツセンターを囲むように生活しています。普段は広々としたまた緑も多いすばらしい環境の中で、日々の生活を送っています。

しかしながら、千葉市は大都市であるが故に現代の社会現象とまでいわれている多くの問題も同時に抱えております。

子供の外遊びが減り、子供同士で創造する遊びの工夫やルール作りを経験する機会が減りました。それに伴い、肥満の低年齢化や運動の二極化が大きくなり、子供たちの中でさえ、友達とのコミュニケーションが苦手な子が多くなっております。

現役世代もストレスフルな毎日を余儀なくされることから、自らの身体的、精神的状況に対して余裕をもって見つめ直す機会が少なくなり、ついつい生活習慣病とのおつきあいを始めてしまうことになります。

さらに、高齢化、過疎化はこの地にも避けることができず、多くのご高齢者から体を動かす機会、楽しく共に時を過ごす仲間作りの機会を奪っております。

それぞれの世代が充実した生きがいを感じる時間を持てなくなったとも聞いています。それぞれの世代がそれぞれの問題を抱え、それぞれの世界の中で彷徨っている状態であるといえます。しかし、このことは、世代を超えた相互のコミュニケーションが可能になり、それぞれの世代の独自のパワーを出し合えば、お互いが持つポテンシャルを限りなく引き出し、成長させることが十分に可能であると考えられます。自分以外の世代に目を向け、お互いに尊重し、交流できるかは現代に求めらる大切な課題であるといえます。おじいちゃんおばあさんの知恵は子供を大きく育て、きらきらした目をした子供はおじいちゃん、おばあちゃんに生きがいをあげる。現役世代は間を取り持ち、充実した世代間交流を支えることになります。

“住む・学ぶ・働く” 関わりにより地域は支えられていますが、我々はさらに“スポーツする”を加えていただき、スポーツを通した地域社会の充実を提唱したいと考えています。スポーツは不思議に人を結びつける力を持っています。楽しく体を動かし、他の人と協力して一つのことを成し遂げる経験はお互いの心からの交流を可能にし、生活の輪を広くさせてくれます。

我々は生涯にわたり、身近に親しみあるクラブ、みんなが参加できるクラブを創設し、スポーツを通して地域の多くの人々とのコミュニケーションを図り、あらゆる世代の人々も楽しく、生き生きと生活できる地域社会の実現のために今回総合型スポーツクラブ「ちばてんだいＳＶ」を設立することにしました。千葉県下で最高のスポーツ環境をフルに活用し、住民が住民のために企画運営し、住民同士で協力しながら、技術、意識、成績を高め合っていく、楽しく、生き生きとしたクラブを実現したいと思います。

これまでに、子供、現役、高齢者を対象としてプレ事業を行ってきました。職場と自宅しか知らなかった私自身もプレ事業に参加することになり、町内外の人と接する機会が多くなりました。また、これまで面識のなかった遙かに年齢の違う子供たちに対しても大きな声で怒ったり、一緒に笑ったりすることもスポーツ活動のもたらす一面だと思います。明らかに私の社会は大きく広がり、楽しい、わくわくした気持ちを感じることが多くなったと実感しております。

平成25年2月17日設立の「ちばてんだいＳＶ」が生涯にわたり、身近に親しみあるクラブ、みんなが参加できるクラブを目指し、わが街の誇れる存在となるよう願います。スポーツクラブが何を未来の子供たちに残すか。クラブが背負う期待・担う役割が今日から始まります。

これまで支えてくださった方々に感謝いたします。

そしてこれから支えていただく皆様への出会いを楽しみにしています。クラブが未来への贈りものとなり、そしてクラブのミッションを永遠の約束とするためにも、たくさんの方々と手を携え、ともに歩むことを祈念して、ご協力をよろしくお願いいたします。

てんだい”地域に恵まれたスポーツ環境、そこにクラブ発足と発展とともに“スポーツが支える街”と呼ばれたいと切に願っております。

平成25年2月17日（日）　　　　　　　　　　　

ちばてんだいＳＶ　会長　　　　　村松　成司

（一部抜粋）

第１章：総則

第２章：目的及び事業

第３章：会員

第４章：役員及び職員

第５章：総会

第６章：理事会

第７章：会計

第８章：自己の責任

第９章：細則

※　詳細はこちらよりダウンロードしてご覧ください。